先に確認したいこと
65歳以上割合は、年齢構成を見るための入口になる指標です。人口規模が異なる市を比べるとき、人数だけでは見えにくい構成の違いを確認しやすくなります。
ただし、この割合だけで医療・介護需要、暮らしやすさ、地域の良し悪し、将来性を判断することはできません。人口規模、世帯構成、転入出、施設立地などとは分けて読む必要があります。
出典・加工・注意点
2021〜2025年の推移を見る
まず、2021年から2025年までの65歳以上割合の推移を見ます。南部4市では、確認した期間に4市とも緩やかに上がっています。ただし、これは2021〜2025年の短期推移であり、長期的な将来予測ではありません。
2025年時点では大津市が27.96%、守山市が22.55%、草津市が22.44%、栗東市が19.62%です。大津市は4市の中では高く、草津市と守山市は近い水準にあります。栗東市は相対的に低く見えますが、このことだけで地域の若さや将来性を判断することはできません。
65歳以上割合は、総人口に占める65歳以上人口の比率です。人口規模の差をならして年齢構成を見る助けになりますが、暮らしやすさや福祉需要を読むには、ほかの人口指標や地域条件とあわせて確認する必要があります。
65歳以上割合の年次推移表
横にスクロールできます。単位は%です。この表は2021〜2025年の短期推移を整理したものであり、市の優劣を示すものではありません。
| 市 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2021→2025 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 大津市 | 26.77% | 27.12% | 27.31% | 27.64% | 27.96% | +1.19pt |
| 草津市 | 22.30% | 22.43% | 22.43% | 22.38% | 22.44% | +0.14pt |
| 守山市 | 21.91% | 22.13% | 22.11% | 22.43% | 22.55% | +0.64pt |
| 栗東市 | 18.93% | 19.14% | 19.15% | 19.38% | 19.62% | +0.69pt |
2025年時点の差を見る
次に、2025年時点の65歳以上割合だけを横棒グラフで確認します。単年の差を見ると市ごとの違いは分かりやすくなりますが、これは順位づけではなく、年齢構成の一側面を整理するための補助図です。
大津市は総人口が大きく、65歳以上人口も多いため、人数と割合の両方を見る必要があります。草津市と守山市は割合が近い一方で、総人口や65歳以上人口の規模は異なります。栗東市は割合が低めですが、これも年齢構成のひとつの見え方として扱います。
2025年の要約表
横にスクロールできます。人口は人、割合は%です。この表は2025年時点の規模と割合を並べたもので、地域評価を目的としたものではありません。
| 市 | 総人口 | 65歳以上人口 | 65歳以上割合 |
|---|---|---|---|
| 大津市 | 343,600 | 96,060 | 27.96% |
| 草津市 | 140,515 | 31,538 | 22.44% |
| 守山市 | 85,881 | 19,364 | 22.55% |
| 栗東市 | 70,412 | 13,818 | 19.62% |
読み取りの注意点
65歳以上割合は、年齢構成を読むための基礎指標です。医療、介護、福祉、住宅、交通などの需要を考える入口にはなりますが、この指標だけで専門的な判断はできません。
また、地域の暮らしやすさ、課題の大きさ、将来性を示す指標でもありません。人口規模、世帯構成、転入出、施設立地、交通条件など、別の情報とあわせて読む必要があります。
詳細な年齢階級別人口は、本文では要点に絞って扱います。細かな年齢階級まで確認する場合は、出典資料の表定義や基準日をあわせて確認することが大切です。